ここではMRIデータを表示及び処理をするソフトウエアについて紹介します。
生物学データの画像処理として有名なのはNIH ImageJです。ImageJはjavascriptで稼働するソフトウエアでOSに依存せずインストールが可能です。そのほかに汎用的な医療データフォーマットのDICOMを扱うビューアとして有名なのがMacOSで稼働するOsirixがあります。ただ、Osirixは無料版が期間限定になりつつあり、その派生ソフトであるHorosが有用です。OsirixやHorosはDICOMサーバとしての機能も備えています。そのほかWindows用のソフトもあります。また、MangoやFSLeyesなどもviewerとして利用することができます。
ImageJ : windows/Macで動くjavascriptで稼働するソフトウエア。開発中のFujiがあり、さらにImageJ 2などの開発もオコ縄割れている。DICOM以外の多くの画像フォーマットを開くことができる生物学系の汎用ソフト。多数のpuginがあり、Macro機能による自動処理も有用。
Horos:DICOM saver機能も備えたMacで稼働する汎用ソフト。pluginがあり3Dの切り直しや計測機能もある。
FLSeyes: Oxford大学で開発されたDICOMやその他画像フォーマットに対応したソフトウエアで、脳機能処理のために開発されたFSLのviewerソフト。
Mango:テキサス大学で開発されたDICOM viewerソフトでvolume(3D)データに対する処理機能がある。